リサイクルトナーとは

オフィスで、家庭で、コピー機やレーザープリンタを使用しているところは多いでしょう。《参考資料|リサイクルトナー価格

コピー機やレーザープリンタはインクドットプリンタとは違い、印刷にはトナーを使用しています。トナーは液体ではなく、粉末のインクです。インクジェットは直接インクを紙に吹き付けていますが、トナーはまずレーザーで印刷の像を照射してそこに帯電したトナーを転写させるという仕組みです。

レーザープリンタのほうが細部まで精密に印字できるので、印刷所によってはレーザープリンタで印字した文書はそのまま印刷用版下として使用できるところもあります(インクジェットプリンタでの印字はレーザーより粗いのでそのまま使えず、データから版下を起こします)。

実は、トナーはインクジェット用インクよりも値段が高いのです。町のコンビニやオフィスのコピー機ならともかく、家庭用でレーザープリンタが普及しないのはトナー交換のコストが割高なのも原因の1つなのです。そのトナーですが、リサイクル製品があることをご存じですか?リサイクルトナーとはメーカーの正規品ではありませんが、使用済みのトナーカートリッジを回収し、その空になったカートリッジに汎用性のあるトナー粉を入れて新品として販売するものです。

メーカーがリサイクルトナーを取り扱うところもありますが、専門の業者が汎用品として製造販売しているものも多いです。どちらも場合もメーカーの正規品より6割~5割くらいの価格で購入できるので、大量の印字・コピーをするオフィスでは重宝しています。

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